Sweethearts are twins 4





私の左足を挟んでいた鷹介の両足が離れた。
手で包んでいた鷹介自身から私の手も離れる。
どうするかと見ていると、起き上がって上の方に上がってくる。
私の顔の付近に、さっきまで手で触っていた鷹介自身が来るようにして横たわった。
、俺のを口でして。
龍介がにしていることを、が俺にしてみて。
出来る?」
鷹介に言われて真の前のモノに視線を向けた。
なんだかそれは、鷹介の身体に寄生している別の生き物のように
そこだけが色も形も違っていて、ちょっと怖かった。


それでも、自分だけが一方的な刺激を受けて、2人に翻弄されるだけになるのは嫌だった。
「口でってどうするの?」
その行為自体は聞きかじりで知ってはいてもどうすればいいのかは分からない。
男性に比べると、女性にはそういう情報的な雑誌やハウツーなんかは、
入手しにくい環境なのだ。
だから、鷹介に聴くのが一番いいと思った。
「ん、じゃあ手で包むように持って、口に含んだり舐めたりして。
その時に歯を当てないように、力を入れ過ぎないようにだけ気をつけて。
これって男自身と一緒でさ、強そうで硬そうに見えるけど、
本当はナイーブで弱いんだ。」
照れくさそうに話す鷹介を、なんだか可愛いと思ってしまう。



「うん、分かった。」
目の前のそれを鷹介の言葉どおりに、手で包むように持って顔を近づける。
舌を出してそっと舐めてみた。
手の中でピクンと跳ねるように震える。
姿はお世辞にも良いとは言えないけれど、反応はなんだか愛しい。
それに、鷹介に愛撫しているんだと思うと、それだけでうれしくなって来る。
下のほうにいる龍介の指が私の中から抜かれるのを感じて、
思わず喉の奥から自然に声が漏れた。
、鷹介のを口に入れる前に、僕が入ってもいい?
そうじゃないと鷹介の食いちぎっちゃうかもしれないし。」
龍介の言葉の意味が分からずに、首をかしげてそちらを見る。



「そうだな、その方がいいかも知れないな。」
鷹介が自分のものを私の手から外す。
「じゃ、鷹はを支えてやって。
力が抜けるような甘い奴頼む。」
「OK。」
私の枕許で膝を付いていた鷹介が、添い寝をするように横になって
私の身体を包むように抱きしめた。
「なに?」
「ん、これからの中に龍が入るんだけど、初めてのにはちょっと大変なんだよ。
だから、僕がこうしてを抱きしめてあげるんだ。」
そう言って鷹介は、私の顎をつかむと唇を合わせてきた。
龍介が言っていたような甘い甘いキス。
その間も龍介は私に愛撫を与えてくる。



その両方の感覚で、これから何かされるという恐怖感はかなり薄らいだ。
肩から力が抜けて鷹介のキスに答えるのと、龍介にされる下半身への愛撫で
何も考えられなくなる。
龍介がまた指を入れてきた。
さっきよりもなんだか圧迫感が強い。
そして華芯にも触ってくる。
その刺激に声を上げても鷹介の口内に取り込まれてしまう。
身体の中で発火した火が大きくなって中から燃え上がるような感じ。
頭の中まで火が競りあがってくる。
燃え広がるというより、途中からは爆発したみたいだ。
もうコントロールが利かなくなって、鷹介にしがみついてやり過ごした。
はぁはぁと、あがる息。
鼓動が早くて何も出来ない。
身体に力が入らなくて、全身がけだるい。



そんな私の下半身に、龍介の指に替わって何かが入って来ようとしている。
今までとは全然違う感触と質量に、排除し拒否したい感覚が身体を急速に支配する。
「そのまま力を入れないで。」
耳元で優しく鷹介が囁く。
「だっ・・・駄目っ、出来ない。」
「大丈夫だよ、の中に入ろうとしているのは龍介なんだ。
はこれから、龍介をこの身体に取り込んで2人は1つになるんだよ。
それから、僕を此処に入れてくれれば、3人で1つになるんだよ。
少し痛いかもしれないけれど、最初だけだから・・・ね。」
身体を後で支えながら、鷹介が耳元で幼い子供に言い聞かせるように囁く。
鷹介がくれるキスに意識が持っていかれる。
唇を軽く噛んでから、舌を私の中へと滑り込ませる。
歯列を優しくなぞりその奥にいた私の舌をすくい上げて絡ませる。



キスに応えるのに夢中になり始めた私の中に、龍介のそれが
ゆっくりとだけれど確実に入ってきた。
無理やりと言うわけでもないけれど、それに近い感触が伝わる。
今まで誰も入って来なかった領域に踏み込まれているんだ。
それを龍介に許しているんだという思いで、気持ちも心もいっぱいになった。
熱くて痛い・・・・火傷を負ったようなその感じに、声を上げるけれど
鷹介の中に飲み込まれてしまう。
息が続かない・・・・・どうしよう・・・・・そう思い始めた頃、
少し遠くで「全部入ったよ。」と言う龍介の声が聞こえた。
それを聞いて鷹介が唇を開放してくれた。
酸素の不足分を取り返すべく、大きな息を繰り返す。



それと同時に痛みに涙がこぼれる。
龍介がいるそこが熱くて痺れているみたい。
、痛いのか?」
これ以上泣いたら2人が気にすると思って、涙をこらえるのに必死になる。
口をあけて言葉を出そうとすると、嗚咽が漏れそうでただ頷いた。
「痛いよね、でもに辛い思いをさせても俺たちが欲しいんだ。
そんなに目を硬く閉じると、痛みにしか意識が行かないから、
目を開けて俺を見て。」
鷹介の声に、瞼を上げる。
そこには優しい瞳でこちらを見ている鷹介の顔があった。
頬に伝う雫をそっと親指で拭うと、そこにキスをしてくれる。
なんだかそれだけで、少し痛みが遠のいた。
「鷹介、さっきの続き・・・・」
「痛いのならいいんだ。」
鷹介が優しく笑って頬を撫でてくれる。



「ううん、鷹介のも・・・・。」
恥ずかしさに頬が熱くなるのが分かる。
でも このまま龍介だけと言うのは、2人を同じだけ愛すると誓ったんだから
不公平になると思った。
鷹介にも初めてをあげたい。
出来れば、龍介にも分かる方法で。
どうしても 1人ずつしか相手が出来ないものもあるけれど、
それは2人とも気にしないと言ってくれたけれど、
出来ればそれぞれが納得できるといいな・・・と思っていた。
だから、鷹介にも私の初めてをあげたいと思った。



先ほどのように鷹介自身を口に含むと、優しく舌でその存在を確かめる。
熱く猛っているのに、何処か頼りないような気もする。
私の拙い愛撫に、ピクンと反応して見せるところがなんだか愛しい。
少しも気持ち悪いなんて思わない。
鷹介が私のすることをじっと見ている視線を感じる。
髪を撫でている手が時々止まったりするのは、感じていてくれるからだろうか?
だったら嬉しいと思う。
、ゆっくりと動いていい?」
私の様子を見ていてくれたのだろう、龍介が少し切なそうに声を掛けてきた。
「ん。」
鷹介を頬張ったまま、口内で声を響かせた。
「鷹介のをしだしてから、のここ凄い熱くて締め付けてくるんだ。
おまけにこの絡み方ってさ、視覚に来るよ。」
龍介がそう言って、両足を持ち直すとゆっくりと私の中から出て行こうとしている。
途中で少し止まると、またゆっくりと入って来た。
その繰り返しだけなのに、なぜか身体の中の熱が上がったような気がする。



それを誤魔化すように、鷹介への愛撫に熱を込める。
舌を絡ませ吸い上げてやると、鷹介のそれが口の奥で苦しそうに震えた。
添わせていた手で、上下に撫でる。
、駄目だよ・・・・俺・・・・もう持ちそうにない。
口から離して。」
鷹介の声はちゃんと聞こえていたけれど、私はそのまま鷹介に愛撫をくわえた。
ひときわ大きくなった鷹介のそれが、私の口の中で跳ねた。
同時に今まで味わったことのないそれが口内一杯に広がった。
飲み込めずにいると口の横から溢れて、頬を流れていくのを感じた。
、これに出して。」
鷹介がその様子にあわてて腰を引く。
私の口の中から鷹介が出て行った。
ベッドサイドのテーブルからティッシュを取って差し出してくれたけど、
息苦しさに既に飲み込んでしまった後。



、何も飲み込まなくても良いんだよ。
なんか凄い味がするって話だからさ。」
鷹介は起き上がれない私に気遣って、頬や首筋に流れたモノを拭いてくれながら、
気まずそうに笑った。
「ん、大丈夫。だって・・・なんともないんでしょ?」
後味の悪さや息苦しさがあっても、鷹介の気持ちに応えられるなら私は満足だ。
龍介にゆっくりと揺らされながら、鷹介に笑いかけた。
「もちろん大丈夫だよ。
それにすごっく嬉しいし、ありがとな。」
ティッシュをくずかごに捨てると、鷹介はそう言って水を口に含んでからキスをくれた。
少しずつ鷹介から注がれる少しぬるくなった水が、口内を綺麗にしてくれる。
水を全て飲み込むと、鷹介の舌が入ってきた。
優しく内壁を舌で撫でられて、その労わりに鷹介が本当に喜んでくれたのが分かった。



「鷹介、のこと見えなくするなよ。」
私に覆いかぶさっていた鷹介が邪魔だと、龍介が抗議の声を上げた。
「あっそうか、わりぃ。
じゃあ、こうすれば良いかな。」
そう言って鷹介が私を少し抱き起こしてその後に回って背中から抱きしめた。
背中に温かい人の存在。
鷹介の片側の肩に頭を預けて少し横抱きのような格好だけれど、
大きい懐なのですっぽりと包まれている。
安心して身体を委ねてもいい相手。
それが2人いるというのは、凄い贅沢なことなんだと思う。



鷹介の手が顎に伸びてきて顎が救われると、上を向かされた。
唇に鷹介がキスを落とす。
身体を支えている腕の手が、胸に伸ばされて愛撫を始める。
遠くにあったなんだか分からない感覚が、
気がついたら目の前に来ているといった感じで何かに襲われる。
自分の中側にあるものなのに、コントロールが効かない。
「りゅ・・・・すけ、もう駄目っ。」
それは龍介が作った波だと思った。
「んっ、俺も限界・・・・ちかいっ。」
鷹介の手を握り締めると、「、可愛いよ。凄く感じる色っぽい顔してる。」
そう耳元で囁いてより高みに押し上げられた。



瞬間的に瞼の裏も頭の中も真っ白になる。
自分の中心で心臓の鼓動とともに、何かが外に向かってほとばしり出て行く。
足も手も痙攣と言う形でそれにシンクロしている。
それだけではない。
龍介を包んでいる私の中心でもそれは起こっている。
その証拠に彼自身を、強く感じる。
熱さや形、その動きまで余すところなく感じることが出来る。
白かった目の前も頭の中も段々と元の世界を取り戻す。
気付くと瞼は閉じていた。
ゆっくりと目を開けると、両側から2人の顔をが覗き込んでいる。
「良かったよ。」
「どこか痛くないか?」
それぞれが安堵の息を吐いて、微笑んで言葉をかけてくれる。



「うん、大丈夫。お水くれる?」
口も喉もカラカラで、声さえまともに出ない。
鷹介がテーブルからグラスに入った水をくれる。
手を出そうとしたら「いいから。」と、子供のようにグラスを口に当てて飲ませてくれた。
3口ほど飲んで首を振ると、下げてくれた。
「ありがと、ごめんね今夜はもう眠い。」
やっとのことでそれだけを伝えると、身体の要求に負けるように瞼が下りてきた。
「ん、お休み。」
「ゆっくりお休み。」
2人が言葉をかけてくれるのを聴きながら、
両手に2人の手が絡まるのを感じた。
大丈夫、2人が傍にいてくれる。
そう思いながら、意識を手放して闇に沈んだ。






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